にじあり

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2日半かかってようやくiTunes Matchが終わったので雑感

わたしのiTunesライブラリは3,500曲弱で、特別多くも少なくもないところだと思うのですが、2日半かかってようやくすべての処理が終わったので、感想を書いてみたいと思います。

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まず、処理が終わったライブラリの「iCloudの状況」の内訳は、iTunesで購入したのは630項目、マッチしたのは1,601項目、アップロード済みは1,239項目、不適格が5項目、複製が2項目でした。

マッチというのは、iTunes Storeで販売されているものと一致したと判断され、ライブラリから削除してもiTunesから再ダウンロード可能というもののようです。再ダウンロードされるものは元々ライブラリにあったものではなく販売されているもので、場合によっては高音質なものになるようです。

アップロード済みというのは、元ファイルがiCloudにアップロードされ、端末から削除してもiCloudから再ダウンロード可能というもののようです。この場合、再ダウンロードされるものは元々ライブラリにあったものと同じもののようです。再ダウンロードしても高音質なものになることはありません。

不適格というのは、音質が悪くマッチの対象外だったり、元データの容量が大きくiCloudへのアップロードができないものということでしょうか?

Mac や Windows パソコンのミュージックライブラリでクラウドのステータスアイコンを見分ける - Apple サポート (日本)
iTunes Match を使った iCloud へのアップロードの対象外である項目の横に表示されます。たとえば 200 MB を超える曲、または 96 Kbps 以下でエンコードされた曲などです。

わたしのライブラリで不適格だった5曲は、どれも古いもので8Kbpsや64Kbpsのものでした。どうやって取り込んだかも記憶にない……。

自分で入力したメタデータやアートワークの扱い

「マッチ」「アップロード済み」「購入した項目」をいくつか削除して再ダウンロードしてみたところ、すべてで、自分で入力した歌詞や手動で設定したアートワークが残っていました。曲に埋め込まれているわけではないようです。昔はMP3ファイルに埋め込まれていた気がして、そういうイメージのままだったんですけど。確かにナウくないですよね。そんな状態じゃSpotlight検索もままならなさそうですし。

プレイリスト、アーティスト、曲の一覧

iTunesでこれらを選択して同期することができないので、すべて表示されます。例えば、iPhoneに1曲も入れていないアーティストでも、再ダウンロード可能な項目(「マッチ」「アップロード済み」「購入した項目」)があるアーティストは表示されてしまうようです。これは不満。コンピレーションアルバムでとりあえずまるっと取り込んだけど趣味ではないし聞かないみたいなのも表示されてしまうのです。ちょっと邪魔。

メタデータの入力タイミング

CDを取り込むとすぐにiTunes Matchが始まってしまい(ステータスは「待機中」になる)、取り込みが終わって入力しようと思っても、「編集しようとしている項目がまだ iTunes Match で処理されていないため、加える変更はすべて失われる可能性があります。引き続き情報を編集してもよろしいですか?」と出てしまいます。

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iTunes Match自体がとても長い処理なので、すぐにどのデバイスでも歌詞つきで再生、なんてことができません。ちょっと残念。

年額3,980円のサービスですが、それだけ価値を見いだせるかは、まだ怪しいところです。うーん、どうなんだろう……。

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