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北海道立文学館で特別展「『氷点』50年 三浦綾子フォトメモリアル」が開催中!

中島公園にある北海道立文学館で、三浦綾子の代表作『氷点』の発表50年を記念した特別展「『氷点』50年 三浦綾子フォトメモリアル」が開催されています。期間は7月6日まで。価格は500円。中学生以下と65歳以上は無料、毎週土曜日とこどもの日(5月5日)は高校生も無料になるそうです。

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一昨日このイベントを知り、昨日さっそく見に行ってきました。

三浦綾子が話し、それを夫が口述筆記する二人三脚の執筆風景や、プライベートショットなど、写真パネルがメインで展示されていました。他にも生原稿や愛用品の展示や、スピーチ映像が上映されていました。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/534647.html
長編小説「銃口」の題材となった「北海道綴方(つづりかた)教育連盟事件」で治安維持法違反で逮捕された元教員が書いたメモが、初めて一般公開された。刑務所内で書いたものとみられており、生々しい取り調べの様子などがつづられた文面に、来場者は真剣な表情で見入っていた。

わたしはこの作品は未読で事件の存在も知らなかったのですが、新聞記事の展示もあり、とても興味が沸きました。近いうち読んでみようかな。

作品が用意された読書コーナーなんかもあり、時間があればどっぷり三浦綾子の文学に浸れそうでした。

旭川にある三浦綾子記念文学館では、11月3日まで「『銃口』展」が開催されているそう。こっちも気になります。

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